介護業界で重視されるポイント
介護業界でしか働いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、介護の採用基準はほかの業界とは大きく異なっています。
なので介護業界での就職を目指す方はポイントを押さえた対策をする必要があります。介護・医療業界はやりがいのある人気の仕事ですが離職率も多く、採用担当者はいかに長く働いてくれるかを見極めなければなりません。24時間体制の勤務や体力的な問題もありますので、しっかりと対応できるかを重視しています。
介護の世界では辞めない人が重要です。すぐにへこたれない事、我慢強く取り組める事、やる気があるかを見ています。ここを押さえておかないと、いい人だけどうちには向いてないという印象を抱かれてしまいます。
あきらめず取り組んできたことのアピールは前の職場でも学生時代の話でも構いません。「こんなことがあったがこのように解決した」や「このようにしたことでこんな風に考えられるようになった」など何か話を用意しておくことです。
長所やなぜ介護を選んだのか?という質問に合わせて話しても良いでしょう。
次にやる気についても同じくしっかりとアピールできるようにしておきましょう。やる気ありますと言っていて、すぐに辞める方をたくさん見てきている面接官に、どのように話せば感心して頂けるのでしょうか?
まずは企業のホームページや求人情報はよく見ておきましょう。本社の場所や勤務時間など、見れば書いてあることを聞いてはいけません。見たうえでわからないことや疑問に思うことはどんどん聞いてみましょう。後は業界に関する情報も多少仕入れておきたいものです。
テレビでもTwitterでもいいので情報に敏感になることで興味があるんだなという印象を持ってもらえます。間接的でもきちんと評価して頂けると思いますよ。
最後は笑顔で面接に臨みましょう。介護はコミュニケーション能力も大事なことです。職種やその方の特性にもよりますが、利用者様やご家族様に良い印象を抱かれる方、話しやすいと思ってもらえる方は好印象です。基本的な面接対策(話し方や目線など)はすでにされていると思いますので、緊張していてもなるべく自然な笑顔を心がけましょう。
面接に慣れていない方は余裕を持って対策することです。履歴書と30分程度の面接であなたをアピールするのですから大変ですが、そうすれば当日落ちついて受け答えができるでしょう。