ダブルワークについて
ダブルワークと言っても、働き方は本当に様々。
メインのお仕事があり、空いている時間に働きたい方、何か事情があり休みなしで短期的に働きたい方、単発や短期の仕事の掛け持ちで働きたい方。
ダブルワークというのは、基本的に収入の足りない部分を増やすという意味合いが強いようです。
上の例であればメインのお仕事がある方の働き方がダブルワークで、掛け持ちや副業とはかなり違いがあるようです。
当社では二つ以上のお仕事をされている方は皆さんダブルワークという呼び方をしており、ここでもそのような意味で使わせていただきます。
ダブルワークをしたいなと考えた時に派遣のお仕事ってとても便利です。
資格や経験があれば、すぐに即日OKのお仕事って他にはない大きな魅力です。
企業にとっても、初日から即戦力として働いてくれる人材は貴重です。
皆さんのちょっとだけ働きたいなという気持ちと、企業の少しだけ誰かに手伝ってほしいなという気持ちがマッチすれば成立します。
でもこれがなかなか難しく、普段からよくチェックしていないといけません。
当社では、メインのお仕事があり、かつお休みの時に少しだけ働きたいというスタッフが多いです。
実際に当社で働いているスタッフの例で、どんな働き方なのかお見せします。
【当社スタッフ・1】
40代男性、平日は社員で他社勤務、週末だけ当社派遣スタッフとして勤務
・平日は会社があるので、休みの週末だけ派遣をしています。全部の土日ではなく週1日だけの勤務で、用事があったり平日の残業が多い月初はお休みをもらっています。なので実際の勤務日数は2~4日程度です。
・無理なく勤務できるので、体調を崩したりメインのお仕事に響いたりすることもなく長期で勤務しています。
・企業も慣れたスタッフが毎回来てくれるので、週末だけの勤務でもシフトに組み込みやすく自社スタッフと同じように毎回仕事を任せられる
この方は勤務できる曜日がはっきりしており、かつ仕事も長年やっている業務のため派遣先でもとても重宝されています。長く働いていれば勤務日数やお休みの融通も聞いてもらいやすくなりますし、企業側も人の入れ替わりや指導の手間がなくなります。
【当社スタッフ・2】
20代男性、シフト制の企業で正社員、有給や休みを使用して派遣スタッフとして勤務
・シフト制の会社にいるため曜日は不規則ながら、希望休や有給休暇がしっかりと取れるため前もって休みたい日を指定しているため、派遣先の出てほしい日に勤務出来ている。
・勤務過多にならないよう調整しながら収入を増やしているため、急な出費などでもあわてずいつも通りの勤務が可能。
・途中で派遣先を変えた際、すぐに見つからなかったがメインの仕事があるためあせらずに自分に合った派遣先をみつけられた。
【当社スタッフ・3】
30代女性、派遣でシフト制の企業に派遣中、その他の空いてる日に別派遣会社で勤務
・メインの仕事以外に、別の資格を取得するため派遣で働きながら学び中。
・メインの企業の仕事の曜日を固定してもらえたため、別派遣先もすぐに見つかった。
・いずれ仕事を変えることを念頭に置いて動いていたため、派遣期間終了後は希望の職種に正社員で採用。
シフト制のお仕事をされている方は、なかなかシフトが出ないために派遣先のシフトにいつ入れるか分からず続かない方もいらっしゃいます。
メインのお仕事がある方の場合、派遣の曜日を決める、メインのお仕事のシフトは多少都合がつけられる方の方が両立しやすいと思います。
いつ来れるか分からない派遣スタッフを採用したいとは思わないですし、いつ仕事があるか分からない状態ではダブルワークになりませんよね。
ご自身のご希望はあるかと思いますが、全て自分の理想通りの企業を探している間に、やっぱりあっちの企業で働いていれば良かったなと思うこともあるので、その辺りはよく考えてみましょう。
お金が増えるなどメリットばかりに目が行きがちですが、ダブルワークにもデメリットはありますよ。
お金で言えば、収入が増えることでもちろん税金関係が増えてしまいます。
年額20万を超えない場合は申告しなくても良いということになっています。しかし、これは所得税のことで、住民税はまた別の話になります。20万円を超える場合や会社の給与から引かれたくない時は、ご自身で確定申告が必要です。
後はメインの企業がバイトや副業を認めているか?という事も確認しましょう。
もし一切の副業も認めていない場合、バレてしまった時に会社の規則に従って処罰を受けてしまう可能性がありますし、最悪の場合、退職せざるをえない状況になるかもしれません。
公務員だけではなく、一般企業でも許可制を設けたりなど、基本禁止の所もありますので要注意です。
でも一番は体調管理です。
ダブルワークを続けていくには仕事環境もとても重要ですが、今以上に健康管理には気を付けないといけません。
気持ちだけ焦っても何も良いことはありません。
頭も体も十分な休養を取り、スケジュール管理をしっかりとやりましょう。
悩んだらコーディネーターにご相談ください。